職場にお菓子を持っていくとき、「どんなものが喜ばれるだろう?」と迷う人は多いです。差し入れや退職・異動の挨拶など、シーンによって選び方は少しずつ変わります。この記事では、予算別・人数別に分けて、もらって嬉しいお菓子の選び方をわかりやすく解説します。
先に結論:失敗しない差し入れの基本ポイント
- 個包装で配りやすく、衛生面も安心
- 日持ちするものを選び、不在の人にも渡せるようにする
- 人数+αで少し多めに用意する
- においや粉が少なくデスクで食べやすいサイズがベター
- 季節に応じて、夏は溶けにくいお菓子、冬はチョコや焼き菓子を選ぶ
予算別に選ぶ:1人あたりの目安
大人数向け(1人100〜300円)
部署全体やプロジェクトチームなど、大人数に配るときは1人100〜300円程度が目安です。大箱入りのキャンディやクッキー、個包装の焼き菓子が向いています。
少人数向け(1人300〜500円)
5〜10人程度の小さな部署やグループには、少しリッチなお菓子を。見た目がきれいな詰め合わせや、デパ地下の人気スイーツが喜ばれます。
お世話になった人へ(500〜2,000円程度)
特別にお世話になった上司や同僚には、個別に渡す用のお菓子を選ぶのもおすすめです。高級感のある和菓子や洋菓子の小箱は、丁寧な気持ちが伝わります。
人数別に考える:足りる数と選び方
5〜10人の少人数
欠席や来客にも対応できるように、人数+2〜3個を目安に準備します。小箱入りのフィナンシェやどら焼きなどがちょうどよいでしょう。
11〜30人の中規模
30〜40個入りの大容量パックが便利です。個包装のクッキーやせんべいなどをまとめ買いすると、配る手間も少なく済みます。
31〜50人以上の大人数
50人以上に配るときは、複数の大箱を用意して休憩スペースや各チームの机に置くのがおすすめです。貼りメモで「ご自由にどうぞ」と添えるとスマートです。
失敗しないお菓子の選び方5か条
- 個包装で清潔&配りやすい
- 常温保存できる焼き菓子やゼリーなどを選ぶ
- におい・粉が少ない一口サイズを意識する
- ゴミが少ない包装を選ぶと片付けが楽
- 季節配慮:夏はゼリー・ビスケット、冬はチョコ・焼き菓子
アレルギー配慮と表示の確認
職場にはさまざまな人がいます。特にアレルギーがある人への配慮も大切です。日本では、えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生の8品目が特定原材料として表示義務があります。くるみは2025年4月から完全義務化されるので、ラベルをよく確認して選びましょう。
買える場所とシーン別の使い分け
コンビニ・スーパー
急ぎのときに便利。小袋のチョコやクッキーが手に入ります。
デパ地下
見た目がきれいで高級感があるので、退職や異動のあいさつにぴったりです。
通販
大人数に配る大箱や、配送スケジュールに合わせたいときに便利です。
配り方とマナー
- 配る時間は午後の落ち着いた時間帯がベター
- 「皆さんでどうぞ」とひとこと添える
- 人数は余裕をもって準備する
予算×人数 早見表
人数 | 目安個数 | 1人あたり予算 | おすすめ例 |
---|---|---|---|
〜10人 | 人数+2〜3 | 300〜500円 | フィナンシェ、どら焼き |
11〜30人 | 人数+α | 100〜300円 | 大箱クッキー、せんべい |
31人〜 | 人数+α ×複数箱 | 100〜300円 | 大容量キャンディや焼き菓子詰め合わせ |
よくある質問(FAQ)
Q. 夏にチョコを持っていっても大丈夫?
A. 夏は溶けやすいので、ゼリーやビスケットなど常温で安心なお菓子がおすすめです。
Q. どれくらい日持ちすれば安心?
A. 1〜2週間以上日持ちするものなら、不在の人にも後で渡せるので安心です。
Q. 無難に選ぶならどんなお菓子?
A. 個包装・常温保存・においや粉が少ない・一口サイズ、この条件を満たすものが無難です。
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